利回りとは何かを簡単に学べる本
お金に関する本に興味を持ち始めたこの頃。その一冊目としては非常にうってつけの本でした。
エッセンスは非常に単純で、『得た収入の10%は自分の為にとっておく』ということに尽きる。もちろん20%でも30%でもよいのだけど。
これまでは「将来まとまったお金が必要になった時に備えて貯蓄をしておく(必要になったら一気に消費するつもり)」という蓄えだったけれど、当然使ってしまえば無くなってしまうわけで。そうではなく、「資産を増やすため、金自身に稼がせることを目的として貯蓄する(その蓄えを使う時は、使ってもダメージを受けないほど余裕をもてた時)」という、当たり前ながらも気づけていなかった原則を教えてくれた。
内容はいくつもの物語が書かれているのだけど、序盤で前述の必要エッセンスが読み取れたので、後半は少し飽き気味ではありましたが。
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか | ジョージ・S・クレイソン, 大島 豊 |本 | 通販 | Amazon