開発環境としてのMacBook(2015)の限界と新型MacBook Pro 15インチの魅力

MacBook Retina, 12-inchi, Early 2015 で喜んでいた自分が、2017/06/06発表の MacBook Pro に飛びついた理由を記録するものです。

MacBookPro17

写真: Apple Storeより

簡単に結論を書くとすれば、マシンに優しい使い方(ブラウザでいくつかのページを見るだけ、ブログを書くだけ、とか)の場合は、従来 MacBook でも十分快適だと思っています。今回、開発環境としての使い方に不満をもった小生の感想となりますので、似たような使い方をされる場合は参考にしてもらえれば幸いです。

なお、Touch Bar が使えるかどうかは個人的にどうでもよいことなので評価軸に入っていません。

現在使っている MacBoook のスペック

12-inchi モデルの初期 MacBook のスペックは以下のとおりです。

Spec
シリーズ MacBook Retina, 12-inchi, Early 2015
プロセッサ 1.1 GHz Intel Core M
メモリ 8 GB 1600 MHz DDR3
グラフィックス Intel HD Graphics 5300 1536 MB

Mac Book Pro に何を求めたか、今に何が不満か

とにかく快適に作業したい!、これにつきます。

既存の MacBook (12-inchiモデル)、コンパクトで大好きなんですが…

  • 開発で使っているとマシンが重い
    • 最近は Ruby on Rails
    • 調べるために Chrome でガンガンタブを開く(とはいってもすぐに重くなるので、20個〜30個程度で我慢)
    • LINEは常時起動
    • その他、開発関連のデーモンも多数

こんな状況で作業をしていると Twitter クライアントの起動ひとつが目に見えて邪魔になるくらい、カクカクしてきます。本当はほかに Slack や Evernote、ほか色々…立ち上げておきた派なのですが、定期的にアプリを終了して凌いできました。

「重い」の感覚は人それぞれだと思うので、以下記載はひとつの意見として参照ください。

メモリ消費プロセス

(いろいろアプリを終了していて、控えめの状況)

これまでの MacBook シリーズ使用歴

初めてのMacデビューは、2007年頃のMacBookで、まだボディーが白い頃でした。次いでMacBook Air初期?モデルを購入。

これがまた優秀で、2011年に買った本機は現在もサブマシンとして現役です。たまに動画のエンコードをさせたりする分にも問題ありません。

Spec
シリーズ MacBook Air 13-inchi, Mid 2011
プロセッサ 1.7 GHz Intel Core i5
メモリ 4 GB 1333 MHz DDR3
グラフィックス Intel HD Graphics 3000 384 MB

ただ、Core i5 ではありますが、グラフィック性能が劣っている(?)せいか、Mission Control (Expose) でのウィンドウ操作は目に見えてもっさりします。あと、解像度が小いのも作業スペースの効率の問題で気になっていた部分ですね。

そして、現在の MacBook 12-inchi モデル利用に至ります。

スペックの比較

13-inchi か 15-inchi か

この比較は悩みました。
デカさはいらない、けど母艦として位置づけを見直すにあたってはスペックも欲しい…

15-inchiはこれまで使ったことがなかったので、どういう使い勝手になるのか興味があるんですよね。ですが頻繁に持ち運ばない場合は据え置き型みたいなものなので、あまり変わらないのかもしれません。

ディスク容量は 256GB か 512GB か

長年蓄積してきた音楽ファイルと、一眼レフの写真で圧迫気味です。
この頃はGoogle Photoが使いやすくてどんどんクラウドに移行しようとしているところではありますが、大量の写真の整理って気合が入らないとなかなかできないんですよね…ということで、いちいちディスク残量を気にしてあれこれする方がストレスだと思い、512GBにしようと思います。

あと、仮想マシンのイメージもそこそこ消費しますしね。

メモリは 8GB か 16GB か

今回、前提が重い作業をするという点にありますので、考える必要もなく16GBでファイナルアンサーです。

ここも補足しますと、開発をしていない状況だと8GBで全く問題ありません。むしろ、MacBook Air は 4GB メモリですが、さほど悲鳴をあげることもなくがんばって動いてくれています!また、メモリを超過してもだいたいSSDディスクがいい感じにがんばってくれている気がします(体感)。

ですが、いろいろなアプリを沢山立ち上げてストレスなく作業したい場合、16GB積んでおくのが安心でしょう。Vagrantで仮想マシンを立ち上げるとかしだすと旧に心もとなくなります。

他ユーザーの声

Google で 「MacBook Pro 13 15」と検索し、ひたすら各ページを開いてユーザーの声を拾ってみました。根拠・基準は人それぞれという前提のもとで、興味をそそった文章を紹介します。

注:以下の引用記事、あくまでも 13-inchi と 15-inchi の使用感の比較を目的としているため、最新のMacBook Proに限定しているものではありません。

15インチの方が使用感は断然優れている
わたしの個人的な意見ですが、Macbook Pro13インチと15インチを比較すると、15インチの大きさの方が視覚的には断然気持ちがいい。実感としての快適さは、倍以上の違いを感じます。
それに15インチは標準でメモリ16GB。SSDが256GB。CPUは13インチMacBook Proの性能(13インチの標準モデルのCPUはCorei5のデュアルコア)を大きく上回るCore i7のクアッドコア。
とはいえモバイルに特化したRetinaモデルが必要なら、13インチモデルでも大いに選択する価値はあるでしょう。

MacBook Proは13インチと15インチ、どちらを買えばいいのか?

2016 Late モデルの例

Adobe Premiere Pro CCで実時間5分のフルHD動画を書き出し。倍以上の差がでちゃうものなんですね(下)

MacBook Pro13インチ
Touch Bar搭載モデル
(macOS Sierra環境)
MacBook Pro15インチ
(macOS Sierra環境)
1,920×1,080ドット、
30fps(OpenCL)
11分27秒04 4分50秒32
1,920×1,080ドット、
30fps(Metal)
11分20秒41 4分51秒62

YouTubeの動画再生時間。電力消費の大きい 15-inchi の方が消費も早いような印象でしたが、バッテリ容量の差かGPU処理による消費電力の違いでしょうか。15-inchiの方が長い持ちなんですね(下)

MacBook Pro13インチ
Touch Bar搭載モデル
(macOS Sierra環境)
MacBook Pro15インチ
(macOS Sierra環境)
YouTube動画を連続
再生した動作時間
7時間57分58秒 9時間9分58秒

発熱については以下のコメントがあり。

なお高負荷時の発熱を、サーモグラフィーカメラ「FLIR ONE」でチェックしてみた。室温25℃の部屋で、「CINEBENCH R15」の「CPU」を連続で5回実行した際のキーボード面の最大温度は42.8℃、底面の最大温度は40.0度だった。15インチMacBook Proは13インチMacBook Proよりも発熱が抑えられているぶんファン音がかなり大きく聞こえるが、発熱により本来の性能が発揮できなくなるよりはいい。高性能ノートブックの宿命と割り切って捉えたい。

【Hothotレビュー】MacBook Pro 15インチは13インチ版の1.4倍の価格だが2倍以上の性能 – PC Watch

価格の比較

BTO無しの基準に対して、以下の順位でオプション追加した場合の価格を見ます。

  1. 今回、メモリは16GBを前提としています。
  2. CPUはCorei7で並べます。
  3. ディスクは512GBとしましたが、ケチりどころではあるので256GBをベースに並べます。

情報は Apple Store から(2017/06/07 2時現在)。

Inchi 対象 価格(税別)
13 比較のベース(通常版)
Touch BarとTouch ID /
3.1GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ /
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ /
256GBストレージ / Intel Iris Plus Graphics 650
¥198,800
13 16GB 2,133MHz LPDDR3メモリ (+ 22,000 Yen) ¥220,800
13 3.5GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ
(Turbo Boost使用時最大4.0GHz) (更に + 33,000 Yen)
¥253,800
13 512GB SSDストレージ (更に + 22,000 Yen) ¥275,800

一方、15インチモデルは、標準で16GBモデル、CPUも標準でCore i7(更に、クワッド)。

Inchi 対象 価格(税別)
15 比較のベース(通常版)
Touch BarとTouch ID /
2.8GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ /
16GB 2,133MHz LPDDR3メモリ /
256GBストレージ / Radeon Pro 555(2GBメモリ搭載)
¥258,800
15 — (メモリ追加不要)
15 — (CPUアップ不要)
15 512GB SSDストレージ (更に + 22,000 Yen) ¥280,800

厳密にはCPUが全く同じ土俵ではないですが、こうなります。見方によりますが、13-inchiは、標準構成以外だとコスパが微妙に見えてきます。

結論

  1. 今回の条件では15インチモデルのコスパが良さそう。13インチを購入しても、これまでの保有品との差別化・使い分けも微妙である
  2. 15インチモデルの標準構成でも(ディスクさえ我慢すれば)十分ではないかと思えてきた
  3. 標準構成になるならば、家電量販店で買ったほうがポイント還元でお得なのでオンラインストアでの購入は様子見。休日に見てこようと思う

MacBook Air が2011年からバリバリ使えているという実績より、今回調達する MacBook Pro とも長いお付き合いになるだろう…!という考えのもと、奮発しようと思っています

この手のブログ記事(感想、評価・比較)は色々ありますが、自分の使い方にガッチリハマる情報ってなかなかなくて、みんな好き放題書いているので、読めば読むだけ迷ってしまうのですよね。なので最後は自分の直感になるような気がします(笑)

オンラインストアへのリンク

ちなみ補足(1):1台目だったらどう判断するか

MacBook 12-inchi モデルを今後も使い続けますので 15-inchi にした、という理由もあります。第一歩としての1台を…ということであれば、迷わず 13-inchi にしますね。稀にせよ持ち歩きの可能性があるのならば、個人的に15-inchiは苦痛です。

ちなみ補足(2):他に使っている13インチモデルの感想

職場では2013年モデルのMacBook 13-inchi を利用していますが、ストレスは基本的にありません。現在利用している MacBook 13-inchi (2015年モデル) の方がよっぽどストレスです。そういう意味でも、長持ちする良い製品だなーと思います。

余談

今回、ブログ記事を執筆(情報のメモ)をしつつ MacBook 情報整理を行ったのですが、記載しているうちに頭の整理がついたので思わぬ成果でした。いつもなら、何もないところにむかって「どーしよ」と考えるところではありますが、今回はスパっと決まった気がします。

ま、現行の開発環境にイライラし始めていたという背景も後押しの要因としては大きいと思いますが。笑

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